「雑誌のモデルみたいにカッコよくならない…」
「ただのツーブロックになってしまった…」
フェードカットは、たった数ミリの長さの違いで印象がガラリと変わる、非常に繊細な技術です。
失敗の原因は、あなたの髪質や骨格ではなく「頼み方」にあるかもしれません。
今回は、BARBER STYLESのスタイリストが、失敗せずに理想のフェードを手に入れるための「3つの極意」を解説します。
まず理解すべき「フェードカット」と「ツーブロック」の決定的な違い
① フェードカット=0mmからの「グラデーション」
フェードカットの定義は、地肌(0mmまたは0.1mm)からスタートし、段階的に長い毛へとつなげる「色の濃淡」です。
フェード: 濃淡で魅せるグラデーション。下から上へ色が薄くなる。
ツーブロック: 長い毛と短い毛の「境界線(ライン)」が明確にある。
失敗しないための極意1:
理想の「高さ(ベース)」を決める
フェードの仕上がりの印象は、どこからグラデーションを始めるかで決まります。
① ローフェード (Low Fade)
特徴: 刈り上げの始まりが耳の上部から下。最も自然で落ち着いたスタイル。
おすすめ: 営業職、公務員など、ビジネスシーンでの清潔感を重視する方。
② ミドルフェード (Mid Fade)
特徴: 刈り上げの始まりが耳の中央付近。最も人気のある標準的なスタイル。
おすすめ: ほとんどのスタイルに対応可能。攻めすぎず、クラシックな雰囲気が好きな方。
③ ハイフェード (High Fade)
特徴: 刈り上げの始まりがハチ(頭の角)付近。大胆でストリート感のあるスタイル。
おすすめ: 個性を出したい方、髪質が硬くサイドを抑えたい方。
失敗しないための極意2:
トップとの「繋がり」と「骨格」を考慮する
① 繋げるか?切り離すか?
コネクト(自然に繋ぐ): 上品でクラシックな印象。
ディスコネクト(切り離す): サイドの膨らみが抑えられ、個性的な印象。
② 日本人の悩みを解消するテクニック(絶壁解消)
欧米人と違い、日本人は後頭部が平らな「絶壁」が多いです。
BARBER STYLESでは、刈り上げのグラデーションの濃い部分を後頭部で膨らませることで、絶壁をカバーし、どの角度から見ても立体的なシルエットを作ります。
最高の仕上がりをキープする極意
メンテナンスとホームケア
① 鮮度を保つための「ゴールデンサイクル」
フェードは時間が経つとグラデーションの濃淡がぼやけてしまうため、最高の状態を保つには「3週間以内のメンテナンス」が理想です。
② スタイリング剤の選び方
艶とキープ力重視: ポマード(トラッドなスタイルに最適)
自然な仕上がり重視: ジェルやグリース
まとめ:BARBER STYLESが、あなたを最高の状態に導きます
私たちBARBER STYLESは、フェードカットとアイロン技術に特化したプロ集団です。
経験の浅いスタイリストには難しい「骨格に合わせたグラデーション」や「正確なミリ単位の調整」は、徹底した技術研修を受けた当店にお任せください。
まずは、あなたの理想のスタイルや、髪質の悩みをお聞かせください。最高の「賢い職人」たちが、あなたの期待を超える仕上がりをお約束します。
